Solana スナップショット高速ダウンロード

はじめに

Solana ノードの同期を高速化するために、SLV スナップショットダウンロードホストを使用できます。 このガイドでは、SLV コマンドラインツールを使用して、Solana メインネットノードのスナップショットをダウンロードする方法を説明します。 Solana ノードの起動やアップデート時にスナップショットを使用しないと、数時間からアジアリージョンでは10時間以上かかる、またはそもそもダウンロードできないことがあります。 SLV コミュニティでは、世界中で Solana ノードが迅速に立ち上がるよう、複数リージョンでスナップショットを配布しています。
ERPC ネットワーク内限定
Snapshot Fast Download 機能は ERPC ネットワーク内でのみ利用できます。
ERPC のベアメタルサーバーでは標準で有効になっています。
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リージョン

各エンドポイントには snapshot.tar.bz2incremental-snapshot.tar.bz2 の2ファイルがあり、最寄りのリージョンから取得すると最も高速に同期できます。
リージョンエンドポイント
🇳🇱 アムステルダムhttps://solana-snapshot-ams.erpc.global
🇩🇪 フランクフルトhttps://solana-snapshot-fra.erpc.global
🇬🇧 ロンドンhttps://solana-snapshot-lon.erpc.global
🇺🇸 ニューヨークhttps://solana-snapshot-ny.erpc.global
🇺🇸 シカゴhttps://solana-snapshot-chi.erpc.global
🇸🇬 シンガポールhttps://solana-snapshot-sgp.erpc.global
🇯🇵 東京https://solana-snapshot-tokyo.erpc.global

SLV コマンドでスナップショットをダウンロードする

SLV CLI には、インベントリに登録済みの RPC ノードに対してスナップショットを並列ダウンロードする slv rpc get:snapshot が用意されています。wget を利用し、指定したリージョンから /mnt/snapshot に最新版を取得します。
bash
slv rpc get:snapshot -n mainnet -p <RPCノード名>
<RPCノード名> には ~/.slv/inventory.mainnet.rpcs.yml に登録したノード名を指定してください。複数ノードを選択して同時に実行することも可能です。

ノードへログインして即座にリカバリーする方法

万が一の障害やディスク差し替えなど、手動で即座にリカバリーしたい場合は、以下の手順でスナップショットを再取得します。
bash
sudo systemctl stop solv sudo rm -rf /mnt/snapshot/* sudo find /mnt/ledger/ -mindepth 1 -not -name "contact-info.bin" -delete cd /mnt/snapshot && wget -c --trust-server-names https://solana-snapshot-fra.erpc.global/snapshot.tar.bz2 && wget -c --trust-server-names https://solana-snapshot-fra.erpc.global/incremental-snapshot.tar.bz2 sudo systemctl start solv
  • まず solv サービスを停止し、 /mnt/snapshot を空にしてから /mnt/ledger をクリーンアップします(contact-info.bin は残します)。
  • 最寄りリージョンのエンドポイント(上表を参照)に置き換えて wgetsnapshot.tar.bz2incremental-snapshot.tar.bz2 を取得します。
  • 取得後に solv を起動すれば、最新スナップショットから即座に再同期が始まります。

高性能ベアメタルの入手

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さらに、ERPC Global では世界中から最高のネットワークと CPU を備えたベアメタルのみを集めたサーバーを提供しています。
SLV Metal サーバーは、上記スナップショットエンドポイントへのダイレクトアクセスに対応しています。
あらかじめ I/O・ネットワーク・CPU 設定を含む最適なチューニングを施した状態で提供するため、導入直後から最高性能を発揮できます。
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