Solana Testnet Validator - Update Solana Version

Solana バリデーターのメンテナンスは、Solana のバージョンアップデートを行うことが含まれます。
このページでは、Solana テストネットのバリデーターのアップデート方法について説明します。

SLV バージョンのアップデート

SLV バリデーターのバージョンをアップデートするには、以下のコマンドを実行します。
bash
$ slv upgrade

SLV デフォルトバージョン設定のアップデート

SLV バリデーターのデフォルト設定をアップデートするには、以下のコマンドを実行します。 --config-only フラグを使用すると、~/.slv/versions.yml ファイルのみがアップデートされます。
bash
$ slv v update:version --config-only ┌─ Mainnet Validators ───────────────────────┐ Agave: 2.1.14 → 2.1.16 Jito: 2.1.14 → 2.1.16 ┌─ Testnet Validators ───────────────────────┐ Agave: 2.2.3 = 2.2.3 Firedancer: 0.406.20113 = 0.406.20113 ┌─ Mainnet RPCs ────────────────────────────┐ Agave: 2.1.16 = 2.1.16 Jito: 2.1.16 = 2.1.16 Geyser: v5.0.1+solana.2.1.16 = v5.0.1+solana.2.1.16 ✔ Default versions updated
上記のログのように、デフォルト設定がアップデートされました。
バージョンに変更があった場合は -> で表示されます。
変更がない場合は = で表示されます。

Solana バージョンのアップデートの適応

Solana テストネットのアップデートを適応するには、以下のコマンドを実行します。
全てのバリデーターに対してアップデートを適応する場合は、-p フラグを使用せずに実行します。
特定のバリデーターに対してアップデートを適応する場合は、-p フラグを使用してバリデーターの公開鍵を指定します。
カンマ区切りで複数の特定のバリデーターを指定することもできます。
bash
slv v update:version -n testnet -p <your-validator-pubkey>
上記のコマンドを実行すると、ノード内の Solana CLI のバージョンがアップデートされます。
このままではまだアップデートが適応されていないため、ノーダウンタイムマイグレーションまたはノードの再起動が必要です。

Firedancer バージョンのアップデート

Firedancer の場合、新しいパッケージをマシンの中でビルドする必要があるため、 アップデートを適応するには、上記のフローに加え、以下のコマンドを実行します。
bash
slv v setup:firedancer -p <your-validator-pubkey>

Solana バージョンのアップデートの再起動

※ ⚠️ ノードの再起動は、ネットワークとの同期を失うため、ノードの再起動は慎重に行ってください。ノーダウンタイムマイグレーションを行う場合は、こちらのガイドを参照してください。
bash
slv v restart -n testnet -p <your-validator-pubkey>

デバッグ・モニタリング

デプロイ後、Solana ノード内でデバッグとモニタリングを行うことができます。 以下のコマンドを使用して、Solana ノードの状態を確認できます。
該当するバリデーターの IP アドレスを使用して SSH 接続します。
bash
ssh solv@<your-validator-ip>
Solana ノードの状態を確認します。
bash
solv m
solvagave-validator -l /mnt/ledger のエイリアスです。 Solanaノードデプロイ時に この設定が ~/.profile に追加されています。