SLV がネイティブ多言語対応 — Solana ノード運用および AI エージェントとの開発を母国語で
SLV がネイティブ多言語対応 — Solana ノード運用および AI エージェントとの開発を母国語で

ELSOUL LABO B.V.(本社:オランダ・アムステルダム、代表取締役 CEO:川崎文武)および Validators DAO が開発・運用するオープンソース Solana 開発ツール SLV は、最新バージョン v2026.4.13.1648 にてネイティブ多言語対応を開始したことをお知らせいたします。
オンボーディングウィザードで言語を選択するだけで、ウィザードの案内文だけでなく、AI Console での AI エージェントとの対話まで、すべて選択した母国語で進められるようになりました。プリセット言語は英語、日本語、中国語、ロシア語、ベトナム語の 5 言語です。これに加えて「Other」を選択して任意の言語名を入力することで、プリセット以外の言語にも対応します。
SLV 公式サイト: https://slv.dev/ja
SLV GitHub: https://github.com/validatorsDAO/slv
なぜネイティブ多言語対応なのか — 100 カ国超のユーザー基盤と母国語利用の効率差
ERPC および SLV を中心とする Validators DAO のエコシステムには、全世界 100 カ国以上のユーザーが集まっています。Solana バリデータオペレーター、Solana RPC 運用者、高頻度トレーダー、ボット開発者、インフラエンジニア、リサーチャー — 国も母国語も異なるプロフェッショナルが、Solana インフラの実運用知見を共有する場として日々利用しています。
これまで SLV は、英語をベースに動作してきました。技術ドキュメントもオンボーディングウィザードも、AI エージェントとの対話も、すべて英語が標準でした。しかし、ユーザーの大多数は英語ネイティブではなく、それぞれの母国語のほうが圧倒的に得意です。AI やソフトウェアを利用する場面で、母国語で読み書きできるかどうかは、作業効率に桁違いの差を生みます。
特に AI エージェントとの対話においては、この差が顕著に現れます。自分の意図を正確に伝え、返ってきた説明を細部まで理解し、必要に応じて追加の質問を重ねていく — この一連のサイクルが母国語で行えるかどうかで、同じタスクにかかる時間と認知負荷は大きく変わります。
私たちはこの潜在需要を強く感じ取り、SLV のネイティブ多言語対応を進めました。今回のリリースにより、SLV は母国語で使えるツールとして、より多くのユーザーに届けられる段階に入りました。
プリセット 5 言語と「Other」 — 利用者の多い言語を優先

オンボーディングウィザードを起動すると、最初に言語選択画面が表示されます。プリセットとして用意されているのは、Validators DAO のユーザー基盤の中で利用者の多い順に並べた 5 言語です。
- 英語
- 日本語
- 中国語
- ロシア語
- ベトナム語
これらに加えて「Other」を選択すると、任意の言語名を入力できます。プリセット以外の言語を母国語とするユーザーも、自分の言語名を入力するだけで、その言語で SLV を利用できます。
プリセット言語の選定は、Validators DAO 公式 Discord における実際のコミュニケーション傾向を反映しています。Discord では、母国語で質問やフィードバックを送ってくるユーザーが目に見えて増えており、特に中国語でのコミュニケーションは顕著です。共有されるスクリーンショットの OS やターミナルの設定も、英語以外のものが多くを占めるようになっていました。プリセットの 5 言語は、こうした実際の利用実態に基づいて選ばれています。
AI Console も母国語で動作 — 対話から実行まで一貫

オンボーディングで言語を選択すると、その設定は AI Console にも引き継がれます。AI エージェントからの説明、確認メッセージ、セキュリティに関する注意喚起、運用結果のレポート — これらすべてが選択した言語で表示されます。
ユーザーは、自然言語で AI エージェントに依頼し、母国語で返ってくる説明を読み、母国語で追加の質問を重ねていくことができます。バリデータのアップグレード、Solana Geyser gRPC の構成、Solana Shredstream の設定、DoubleZero クライアントの起動、ノードの移行 — Solana 運用に必要なあらゆる作業を、母国語による対話で進められます。
技術用語の扱いについては臨機応変です。Solana 固有の専門用語や、英語のままのほうがコミュニティで通じやすい用語は、文脈に応じて英語のまま用いられます。コードを表示する場面では、当然ながらコードはそのままコードとして表示されます。母国語で説明を受けながら、必要な技術用語とコードは正確な形で目にできる — この使い分けにより、母国語の読みやすさと技術的な正確性の両方が確保されています。
言語設定は永続化、後からの変更も可能
オンボーディング時に選択した言語は、SLV の設定として永続化されます。次回以降に AI Console を起動した際にも、自動的に同じ言語で立ち上がります。毎回言語を選び直す必要はありません。
設定の変更も簡単です。複数の言語を使い分けたい場合や、チームメンバーと環境を共有する場合にも、言語設定を後から切り替えることができます。
ローカルモードでも、リモート管理でも
SLV のネイティブ多言語対応は、ローカルモードとリモート管理の両方で動作します。
ssh でログインしたノード上で SLV を直接動かすローカルモードでも、AI Console は選択した言語で起動します。スマートフォンの ssh クライアントからノードに接続して AI エージェントと対話する場面でも、母国語のままで運用を進められます。
複数のノードを Ansible 経由で一括管理するリモート管理構成においても、管理ノード上の SLV 設定が言語設定を保持し、AI エージェントとの対話は母国語で行えます。
モバイル運用と多言語対応の組み合わせ
SLV は、スマートフォン 1 台での Solana バリデータ運用に対応しています。ssh クライアントが入ったスマートフォンさえあれば、ノードに接続し、AI Console を起動し、AI エージェントに話しかけるだけで運用が始まります。
さらに、スマートフォンから可能なのはバリデータ運用だけではありません。SLV AI エージェントを使えば、Solana のトレードアプリ開発もスマートフォン 1 台で完結できます。AI エージェントにトレードアプリの作成を依頼するだけで、テンプレートの生成、ウォレットの作成、Pump.fun の新規トークン検知、自動売買の実行、Discord 通知の送信まで、すべてを母国語の対話で組み立てられます。これまでコーディングスキル、インフラ知識、まとまった時間が前提だったトレードボット開発が、スマートフォンと自然言語だけで始められる段階に入りました。
このモバイル運用・モバイル開発に多言語対応が加わることで、自由度はさらに広がります。世界中のどこからでも、自分の母国語で、スマートフォン 1 台で、Solana バリデータの構築・運用・障害対応から、Solana トレードアプリの開発までを進められる — Solana 開発と運用は、この段階に入りました。
YouTube 動画(スマートフォンだけで Solana バリデータを AI エージェントと一緒に始める):
YouTube 動画(スマートフォンだけで Solana トレードボットを SLV AI と一緒に開発、Pump.fun ライブスナイピング):
Solana ネットワーク全体への貢献
母国語で AI エージェントと対話できることは、単なる利便性の向上ではありません。バリデータ運用におけるオペレーションエラーの削減、新規参入の障壁低下、より広範な地域からのバリデータ参加 — これらを通じて、Solana ネットワーク全体の処理品質と耐障害性の向上につながります。
Solana は分散コンピューティングネットワークです。ネットワーク全体の性能は、世界中に分散するバリデータ一つ一つの性能の総和で決まります。そして、その一つ一つを運用するのは、世界中のオペレーターです。母国語で運用できる環境が整うことで、より多くの地域からより多くのオペレーターが Solana ネットワークに参加でき、ネットワーク全体の分散性と堅牢性が高まります。
SLV のネイティブ多言語対応は、この観点からも意義のある一歩です。
性能の裏付け — Epics DAO バリデータが世界 3 位

ERPC の SWQoS エンドポイントおよび Epic Shreds の配信元として運用している Epics DAO バリデータは、全 Solana バリデータの中で Shinobi Performance Pool 世界総合 3 位(スコア 99.93)に到達しています。この結果を支える運用知見は、SLV のスキルとして AI エージェントに集約されています。
母国語で SLV AI エージェントと対話することは、世界トップクラスのバリデータ運用知見を母国語で自分の環境にそのまま適用できることを意味します。
SLV AI トークン — 5€ Authorization で 100,000 トークン無料配布
ERPC の SLV AI トークンで、SLV AI をネイティブに利用することが可能です。リリース記念として、5€ の Authorization を行うことで 100,000 トークンを無料で配布しています。母国語での新しい運用体験を試すのに十分なボリュームです。
ChatGPT および Claude の API トークンを利用した接続にも対応しており、お客様自身の API キーで SLV AI を動作させることも可能です。一方、ERPC が提供する SLV AI は Solana バリデータ・RPC 運用および Solana アプリ開発の文脈に最適化されたモデル構成で提供されており、同じトークン量でもタスクの精度と効率を高めやすい構成となっています。
ERPC SLV AI Plans: https://erpc.global/ja/price/
ERPC プラットフォームとの組み合わせ
SLV で構築した環境を ERPC プラットフォーム上にデプロイすることで、プラットフォーム内の高速スナップショットダウンロード、Solana バリデータとのゼロ距離通信、Solana に特化したチューニング済みの構成がすべて最初から手に入ります。Solana RPC、Solana Geyser gRPC、Solana Shredstream(Epic Shreds)、ベアメタルサーバー、ハイパフォーマンス VPS、ERPC Global Storage が同一プラットフォーム内に統合されています。
DoubleZero の専用ファイバーネットワークも全リージョンに統合されており、特にアジアリージョン(東京・シンガポール)では P99 約 200ms のレイテンシ短縮を達成しています。SLV AI エージェントが構築する環境は、これらのインフラ最適化の恩恵を追加の設定なしで受けられます。
ERPC 公式サイト: https://erpc.global/ja
オープンソースで提供
SLV 本体は、引き続きオープンソースで提供されます。GitHub からソースコードを取得し、自由に利用・改変・再配布が可能です。今回のネイティブ多言語対応も、オープンソースとして全世界のユーザーに公開されています。
SLV GitHub: https://github.com/validatorsDAO/slv
5 年連続 WBSO 承認
ELSOUL LABO は、オランダ政府の研究開発支援制度 WBSO において 2022 年以降 5 年連続で承認を受けています。Solana RPC インフラ、バリデータ運用オーケストレーション、AI エージェントによる Solana 運用環境の構築に関する継続的な研究開発の成果が、SLV のツール群と AI エージェントに直接実装されています。RIPE NCC より付与を受けた自社 ASN(AS200261)による Solana 特化データセンターの開設も今月予定しており、SLV AI エージェントが構築する環境の基盤としてさらなる高速化を支えます。
フィードバックをお寄せください
SLV は、皆様のフィードバックによって日々改良されています。今回のネイティブ多言語対応も、Validators DAO 公式 Discord に寄せられた多くの声から生まれました。プリセット言語の追加要望、訳語の改善提案、母国語での利用感覚に関する気づき — どんなフィードバックも歓迎です。
ぜひご利用いただき、ご意見・ご要望をお寄せください。皆様のフィードバックが、SLV をさらに使いやすいツールへと進化させていきます。
いつもありがとうございます。これからも SLV と ERPC をよろしくお願いいたします。
お問い合わせ
SLV および ERPC に関するお問い合わせは、Validators DAO 公式 Discord にてサポートチケットを作成ください。
Validators DAO 公式 Discord: https://discord.gg/C7ZQSrCkYR


